北澤潤さんによる「おすそわけ横丁ガイドツアー&座談会」
「BENTO おべんとう展」でアーティストの北澤潤がプロジェクトメンバー「おすそわけ組」とともに展開している《FRAGMENTS PASSAGE - おすそわけ横丁》。作品空間を会場に作家自らが案内するガイドツアーと座談会を開催します。
毎回テーマを変えて開催予定の座談会です。これまでに重ねられてきたおすそわけのやりとりを紐解きながらその意味を考える場をひらきます。
9月7日(金) 18:00~19:00
「所有と共有のはざま」
「おすそわけ横丁」のなかで交わされているおすそわけを渡す、受け取る、持ち寄るといったコミュニケーションを紐解きながら、わたしたちの「所有」と「共有」、その「はざま」についての談義をひらきます。
9月21日(金) 18:00~19:00
「おすそわけ組ってなんだろう?」
会期前からアーティストとともに活動してきた「おすそわけ組」の経験を共有しながら、共につくることの意味について考えていきます。
10月5日(金) 18:00~19:00
「おすそわけ横丁とはなんだったのか?」
最終回となる第3回では、これまでの座談会で交わされてきた言葉をふりかえりながら、さまざまな側面をもつ「おすそわけ横丁」の核心に迫っていきます。
プロフィール
北澤潤(きたざわ・じゅん)
1988年東京都生まれ。美術家。Jun Kitazawa八雲事務所代表。2007年に佐渡島と新潟市をつなぐ客船「おけさ丸」を舞台に初めてのプロジェクトを実施。以来、国内外約30の地域に関わりながら、中長期的なフィールドワークを経て多様な人びとと協働し、日常に問いを投げかける場を共同体の内部に生み出す「コミュニティ・スペシフィック」を志向したアートプロジェクトを実践しつづけている。2016年から2017年にかけて国際交流基金アジアセンターのフェローシッププログラムで1年間インドネシアに滞在。以降、日本とインドネシアを行き来しながら活動を展開している。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。米経済誌フォーブス「30 Under 30 Asia 2016」アート部門選出。